資格制度(JIS Z 2305)

RTレベル3の受験条件|学歴区分A・Bの経験月数を確認

依
依田尚人

著者・監修 ・ YDAIコンサルティング株式会社 代表

11分
目次

放射線透過試験(RT)レベル3の新規試験では、40時間の証明を確認します。資格認証の手続きでは、学歴区分Aは18か月、Bは36か月を経験証明で確認します。訓練と経験は別の条件であり、訓練の時間を経験月数へ加算することはできません。

制度の基準は、一般社団法人 日本非破壊検査協会「JIS Z 2305:2013認証制度のご案内」Rev.20260701(以下、JSNDI GA1 Rev.20260701/確認日2026-09-06)の表9.1.1-1と表10.3-1に基づきます。申請前には、対象方法、レベル、訓練の記録、経験の証明を同じ順序で確かめます。

放射線透過試験(RT)レベル3の受験条件の結論

放射線透過試験(RT)レベル3では、訓練時間と経験月数を別の欄として確認します。表の数値は最小限の条件であり、方法名、レベル、当該方法のレベル2資格と学歴区分A・Bを固定して読みます。

放射線透過試験(RT)レベル3の訓練時間と経験月数の早見表
放射線透過試験(RT)レベル3の訓練時間と経験月数の早見表
対象方法対象レベル訓練時間(過去5年間)経験月数取得ルートまたは学歴区分申請前に確認する一次情報
放射線透過試験(RT)レベル340時間Aは18か月当該方法のレベル2資格・学歴区分A訓練実施記録・経験証明・成績証明書
放射線透過試験(RT)レベル340時間Bは36か月当該方法のレベル2資格・学歴区分B訓練実施記録・経験証明

表中の訓練時間と経験月数は、JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の表9.1.1-1・表10.3-1に基づきます。訓練はNDT経験に含まれず、経験月数は新規認証登録の手続きで経験証明として確認されます。

放射線透過試験(RT)レベル3の条件を先に確認する

放射線透過試験(RT)レベル3の条件は、40時間と学歴区分Aは18か月、Bは36か月です。訓練時間は新規試験の受験申請に向けて確認する値で、経験月数は資格認証の手続きで経験証明として確認されます。二つの条件は同じ単位ではないため、時間と月数を別々の行として整理します。

制度案内は、訓練をNDT経験に含めないことも示しています。訓練実施記録の合計だけで経験月数を判断せず、経験については経験証明の内容と月数を照合します。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)を基準に、記録と証明を別の書類としてそろえます。

早見表で放射線透過試験(RT)レベル3の条件を選ぶ

早見表では、最初に対象方法を放射線透過試験(RT)へ合わせ、次にレベル3の行を選びます。その行にある40時間、学歴区分Aは18か月、Bは36か月、当該方法のレベル2資格と学歴区分A・Bという組み合わせを一続きで確認すると、別の方法や別レベルの数字を混ぜにくくなります。表の数値だけを抜き出して一般化しないことが重要です。

申請の前には、訓練が過去5年間の条件であることも確認します。経験月数は受験申請時点での経験期間を問わない一方、新規認証登録の手続きで経験証明が必要になります。時点と提出する内容が異なるため、早見表の各列を同じ順番で読みます。

放射線透過試験(RT)とレベル3の位置付け

放射線透過試験(RT)は、JIS Z 2305:2013に基づくJSNDIの認証制度でレベル1から3が設けられているNDT方法の一つです。資格証明書は方法とレベルの組み合わせに対応するため、略号だけで条件を判断しません。

放射線透過試験(RT)とレベル3の認証上の位置付け
放射線透過試験(RT)とレベル3の認証上の位置付け

JIS Z 2305に基づくJSNDI認証制度で放射線透過試験(RT)レベル3を確認する

レベル3は、規格・コード・仕様書による結果の評価と解釈、NDT指示書・手順書の作成や精査、全レベルの作業の監督と指導に関わる力量として示されています。認証対象の方法ごとに、レベル2資格を保持していることも前提になります。資格証明書は技術者の適格性を示す文書であり、法令に基づく免許とは異なります。放射線透過試験(RT)レベル3という表記は、どのNDT方法について、どの認証上の区分を確認しているかを示します。

方法別の認証対象やレベル構成は、JIS Z 2305の制度全体で確認できます。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の第4項と第5項を照合し、方法の名称、レベル、力量の範囲を分けて読みます。

放射線透過試験の訓練時間に放射線安全が含まれないことを確認する

放射線透過試験(RT)の訓練時間には、放射線安全が含まれないと注記されています。表の訓練時間はRTの方法別・レベル別の条件として読み、別の要件と合算した時間ではありません。訓練実施記録を確認するときは、対象方法、レベル、過去5年間という期間を同じ組み合わせで確かめます。

制度案内の表や注記では、略号だけでなく正式名称とレベルの構成を併記して確認します。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の方法一覧と訓練時間表を同じ版で見ると、対象範囲と数値の対応を保てます。

訓練時間の条件をどう読むか

訓練時間は、対象方法とレベルに対応する最小限の時間として示されています。放射線透過試験(RT)レベル3では、過去5年間という期間条件を数字と一緒に確認します。

放射線透過試験(RT)レベル3の訓練実施記録を確認する場面
放射線透過試験(RT)レベル3の訓練実施記録を確認する場面

放射線透過試験(RT)レベル3の訓練時間を確認する

放射線透過試験(RT)レベル3の訓練時間は、40時間です。この値には過去5年間という期間条件が付いているため、時間数だけを記録から取り出すのではなく、訓練を実施した時期も併せて見ます。訓練の内容や証明方法は認証機関の案内に沿って確認します。

最小限の訓練時間は、方法とレベルを取り違えると別の数値になります。40時間を、他の方法や上位レベルの代表値として扱うことはできません。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の表9.1.1-1で、RTとレベル3が同じ行にあることを確かめます。

放射線透過試験(RT)レベル3の訓練実施記録を確認する

訓練実施記録は、訓練時間を確認するための書類です。対象となるNDT方法が放射線透過試験(RT)であること、レベル3の条件として40時間を確認すること、過去5年間の条件に対応していることを順に照合します。書類の名称と数値だけを別々に見ないことが重要です。

訓練時間の確認は、経験証明の確認とは役割が異なります。訓練の記録には時間を、経験証明には工業に関わるNDT経験の月数を対応させます。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の区分を保ったまま、二種類の確認事項を同じ欄へ混ぜないようにします。

経験月数の条件をどう読むか

経験月数は、訓練時間とは別に資格認証の手続きで確認する条件です。放射線透過試験(RT)レベル3では、学歴区分Aは18か月、Bは36か月を対応する列で確認します。

放射線透過試験(RT)レベル3の経験証明を確認する流れ
放射線透過試験(RT)レベル3の経験証明を確認する流れ

放射線透過試験(RT)レベル3の経験月数を確認する

放射線透過試験(RT)レベル3の経験月数は、学歴区分Aは18か月、Bは36か月です。制度案内では、受験申請時点での経験期間を問わない一方、新規認証登録の手続きを行う際に経験証明が必要になると示されています。受験申請と資格認証の手続きで、確認する条件の位置付けを分けます。

経験月数には期間の削減を行わないとされています。必要な月数を確認するときは、訓練時間を経験に含めず、工業に関わるNDT経験として記録する月数を照合します。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の表10.3-1と第9.1.3項を一緒に見ると、数値と確認時点を対応させられます。

学歴区分Aの適用に必要な成績証明書を確認する

学歴区分Aは、技術専門学校、短期大学、単科大学又は総合大学で2年以上の工学又は科学を履修した者の区分です。Aの経験月数を使うときは、学校の成績証明書の提出が必要とされています。該当しない場合はBの列を読み、経験月数を一つの値へまとめません。

JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の表10.3-1と第9.1.3項は、経験月数の数値と訓練との区別を示しています。時間と月数を一つの合計へまとめず、条件ごとに確認欄を分けます。

申請前に条件を取り違えない確認順

申請前には、方法、レベル、当該方法のレベル2資格と学歴区分A・B、訓練、経験、提出する記録の順で確認します。条件を一つずつ対応づけることで、別の方法・レベルの数値や書類を混在させにくくなります。

放射線透過試験(RT)レベル3の方法と条件を照合する順番
放射線透過試験(RT)レベル3の方法と条件を照合する順番

放射線透過試験(RT)レベル3を方法・レベル・前提で照合する

最初に、対象方法が放射線透過試験(RT)であることを確認します。次にレベル3の行を選び、40時間と学歴区分Aは18か月、Bは36か月を同じ行の条件として読みます。当該方法のレベル2資格を確認したうえで、学歴区分A又はBに対応する経験月数の列を選びます。

その後、訓練実施記録と経験証明を別々に見直します。訓練は過去5年間という期間、経験は新規認証登録の手続きでの証明という違いがあります。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の数値、表の列、書類の役割を一つずつ対応させると、確認すべき事項が明確になります。

放射線透過試験(RT)レベル3でGA1の版と確認日を確認する

制度値は、JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)に基づいています。版番号と確認日を数値の近くに残すことで、訓練時間や経験月数を見直すときに、どの制度案内を基準にしたかを追えます。古い版の表と混ぜず、同じRev.の方法一覧、訓練時間表、経験月数表を参照します。

申請の時期には、認証機関が公表する案内も確認します。早見表は制度案内にある最小限の条件を整理したものであり、提出書類の様式や手続きの案内は認証機関の最新情報と照合します。数値の出典と手続きの案内を同じものとして扱わないことが大切です。

まとめ

放射線透過試験(RT)レベル3の申請前に確認する要点

放射線透過試験(RT)レベル3では、40時間と学歴区分Aは18か月、Bは36か月を別の条件として確認します。訓練実施記録は時間と期間を、経験証明は月数を確認するために使います。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の方法別・レベル別の表を基準に、数値と前提を一組で読みます。

対象方法とレベルを先に固定し、訓練、経験、書類の順に照合すると、別の条件を混ぜずに整理できます。資格証明書は免許とは別の文書であることも確認し、認証上の条件と個別の業務上の条件を分けて考えます。

制度全体と放射線透過試験(RT)レベル3に関係する記事を確認する

制度の対象となる方法とレベルは、JIS Z 2305の制度全体で確認できます。方法の一覧はNDT方法8種と限定NDT方法6種、レベル別の位置付けはレベル1・2・3の責任範囲、資格証明書の性格は資格証明書と免許の違いに整理しています。

資格制度の記事一覧は、資格制度(JIS Z 2305)から確認できます。対象方法とレベルの組み合わせを確認したうえで、関連する制度の説明へ進むと、条件表の位置付けを把握しやすくなります。

よくある質問

Q. 学歴区分A・Bはどのように確認しますか?
学歴区分Aは、技術専門学校、短期大学、単科大学又は総合大学で2年以上の工学又は科学を履修した者の区分です。Aの経験月数を使うには学校の成績証明書が必要で、該当しない場合はBの列を確認します。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の表10.3-1で、二つの月数を同じ値へまとめずに読みます。
Q. 対象方法のレベル2資格はなぜ早見表に入れるのですか?
放射線透過試験(RT)レベル3は、受験申請時に申請するNDT方法のレベル2資格を保持していることが前提です。訓練時間と経験月数だけを確認すると、この前提を見落とすおそれがあります。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の表9.1.1-1と第9.1項を照合し、方法とレベルを対応させます。
Q. 訓練時間と経験月数はどちらも確認しますか?
確認します。レベル3では、40時間と学歴区分Aは18か月、Bは36か月を別の条件として確認します。訓練は過去5年間の時間で、経験は新規認証登録の手続きで経験証明として確認されます。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)に従い、訓練を経験月数へ加算しません。

出典

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