MTレベル2の受験条件|保持・非保持別の訓練時間と経験
著者・監修 ・ YDAIコンサルティング株式会社 代表
目次
- 磁気探傷試験(MT)レベル2の受験条件の結論
- 磁気探傷試験(MT)レベル2の条件を先に確認する
- 早見表で磁気探傷試験(MT)レベル2の条件を選ぶ
- 磁気探傷試験(MT)とレベル2の位置付け
- JIS Z 2305に基づくJSNDI認証制度で磁気探傷試験(MT)レベル2を確認する
- 極間法(MY)・通電法(ME)・コイル法(MC)の限定資格との関係を確認する
- 訓練時間の条件をどう読むか
- 磁気探傷試験(MT)レベル2の訓練時間を確認する
- 磁気探傷試験(MT)レベル2の訓練実施記録を確認する
- 経験月数の条件をどう読むか
- 磁気探傷試験(MT)レベル2の経験月数を確認する
- レベル1資格の保持を証明する書類を確認する
- 申請前に条件を取り違えない確認順
- 磁気探傷試験(MT)レベル2を方法・レベル・前提で照合する
- 磁気探傷試験(MT)レベル2でGA1の版と確認日を確認する
- まとめ
- 磁気探傷試験(MT)レベル2の申請前に確認する要点
- 制度全体と磁気探傷試験(MT)レベル2に関係する記事を確認する
磁気探傷試験(MT)レベル2の新規試験では、保持者24時間、非保持者40時間の訓練と保持者3か月、非保持者4か月の経験を、対象となる区分に分けて確認します。訓練時間と経験月数は別の条件であり、訓練の時間を経験月数へ加算することはできません。
制度の基準は、一般社団法人 日本非破壊検査協会「JIS Z 2305:2013認証制度のご案内」Rev.20260701(以下、JSNDI GA1 Rev.20260701/確認日2026-09-06)の表9.1.1-1と表10.3-1に基づきます。申請前には、対象方法、レベル、レベル1資格の保持・非保持、訓練の記録、経験の証明を同じ順序で確かめます。
磁気探傷試験(MT)レベル2の受験条件の結論
磁気探傷試験(MT)レベル2では、訓練時間と経験月数を別の欄として確認します。表の数値は最小限の条件であり、方法名、レベル、レベル1資格の保持・非保持を固定して読みます。

| 対象方法 | 対象レベル | 訓練時間(過去5年間) | 経験月数 | 取得ルートまたは学歴区分 | 申請前に確認する一次情報 |
|---|---|---|---|---|---|
| 磁気探傷試験 | レベル2 | 保持者24時間 | 保持者3か月 | レベル1資格保持 | 訓練実施記録・経験証明 |
| 磁気探傷試験 | レベル2 | 非保持者40時間 | 非保持者4か月 | レベル1資格非保持 | 訓練実施記録・経験証明 |
表中の訓練時間と経験月数は、JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の表9.1.1-1・表10.3-1に基づきます。訓練はNDT経験に含まれず、経験月数は新規認証登録の手続きで経験証明として確認されます。
磁気探傷試験(MT)レベル2の条件を先に確認する
磁気探傷試験(MT)レベル2の条件は、保持者は訓練24時間・経験3か月、非保持者は訓練40時間・経験4か月です。訓練時間は新規試験の受験申請に向けて確認する値で、経験月数は資格認証の手続きで経験証明として確認されます。二つの条件は同じ単位ではないため、時間と月数を別々の欄として整理します。
制度案内は、訓練をNDT経験に含めないことも示しています。訓練実施記録の合計だけで経験月数を判断せず、経験については経験証明の内容と月数を照合します。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)を基準に、記録と証明を別の書類としてそろえます。
早見表で磁気探傷試験(MT)レベル2の条件を選ぶ
早見表では、最初に対象方法を磁気探傷試験(MT)へ合わせ、次にレベル2の行を選びます。その行にある保持者は訓練24時間・経験3か月、非保持者は訓練40時間・経験4か月という組み合わせを一続きで確認すると、別の方法や別レベルの数字を混ぜにくくなります。表の数値だけを抜き出して一般化しないことが重要です。
申請の前には、訓練が過去5年間の条件であることも確認します。経験月数は受験申請時点での経験期間を問わない一方、新規認証登録の手続きで経験証明が必要になります。時点と提出する内容が異なるため、早見表の各列を同じ順番で読みます。
磁気探傷試験(MT)とレベル2の位置付け
磁気探傷試験(MT)は、JIS Z 2305:2013に基づくJSNDIの認証制度でレベル1から3が設けられているNDT方法の一つです。資格証明書は方法とレベルの組み合わせに対応するため、略号だけで条件を判断しません。

JIS Z 2305に基づくJSNDI認証制度で磁気探傷試験(MT)レベル2を確認する
レベル2は、認証制度における力量の区分です。認証上の役割と、個別の職場での役職名は同じものではありません。資格証明書は技術者の適格性を示す文書であり、法令に基づく免許とは異なります。
方法別の認証対象やレベル構成は、JIS Z 2305の制度全体で確認できます。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の第4項と第5項を照合し、方法の名称、レベル、力量の範囲を分けて読みます。
極間法(MY)・通電法(ME)・コイル法(MC)の限定資格との関係を確認する
極間法(MY)、通電法(ME)、コイル法(MC)は限定NDT方法として示されています。これらの限定資格と磁気探傷試験(MT)のレベル1資格は、認証(資格)として相互に代替しません。対象、レベル、訓練時間の扱いを分けて確認します。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の方法一覧、訓練時間表、経験月数表を同じ版で確認します。
ただし、訓練時間の取扱いに限り、磁気探傷試験(MT)レベル1資格の保持者は、限定レベル1の訓練時間を満たしたものとして扱われます。たとえば、MYレベル2を受験する場合の最小限の訓練時間は16時間です。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の表9.1.1-2の注記に基づきます。
コイル法(MC)は2015年春期試験をもって新規試験が終了しており、更新・再認証試験のみが行われます。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)で現在の状態を確認します。
訓練時間の条件をどう読むか
訓練時間は、対象方法とレベルに対応する最小限の時間として示されています。磁気探傷試験(MT)レベル2では、過去5年間という期間条件を数字と一緒に確認します。

磁気探傷試験(MT)レベル2の訓練時間を確認する
磁気探傷試験(MT)レベル2の訓練時間は、レベル1資格保持者は24時間、レベル1資格非保持者は40時間です。この値には過去5年間という期間条件が付いているため、時間数だけを記録から取り出すのではなく、訓練を実施した時期も併せて見ます。訓練の内容や証明方法は認証機関の案内に沿って確認します。
最小限の訓練時間は、方法とレベルを取り違えると別の数値になります。レベル1資格保持者は24時間、レベル1資格非保持者は40時間を、他の方法や上位レベルの代表値として扱うことはできません。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の表9.1.1-1で、MTとレベル2が同じ行にあることを確かめます。
磁気探傷試験(MT)レベル2の訓練実施記録を確認する
訓練実施記録は、訓練時間を確認するための書類です。対象となるNDT方法が磁気探傷試験(MT)であること、レベル2の条件として保持者24時間、非保持者40時間を確認すること、過去5年間の条件に対応していることを順に照合します。書類の名称と数値だけを別々に見ないことが重要です。
訓練時間の確認は、経験証明の確認とは役割が異なります。訓練の記録には時間を、経験証明には工業に関わるNDT経験の月数を対応させます。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の区分を保ったまま、二種類の確認事項を同じ欄へ混ぜないようにします。
経験月数の条件をどう読むか
経験月数は、訓練時間とは別に資格認証の手続きで確認する条件です。磁気探傷試験(MT)レベル2では、保持者3か月、非保持者4か月を対応する列で確認します。

磁気探傷試験(MT)レベル2の経験月数を確認する
磁気探傷試験(MT)レベル2の経験月数は、レベル1資格保持者は3か月、レベル1資格非保持者は4か月です。制度案内では、受験申請時点での経験期間を問わない一方、新規認証登録の手続きを行う際に経験証明が必要になると示されています。受験申請と資格認証の手続きで、確認する条件の位置付けを分けます。
経験月数には期間の削減を行わないとされています。必要な月数を確認するときは、訓練時間を経験に含めず、工業に関わるNDT経験として記録する月数を照合します。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の表10.3-1と第9.1.3項を一緒に見ると、数値と確認時点を対応させられます。
レベル1資格の保持を証明する書類を確認する
レベル2の表は、レベル1資格保持者とレベル1資格非保持者を別の列に分けています。保持者として読むときは、対象方法のレベル1資格に関する資格証明書を確認し、方法名とレベルが一致するかを照合します。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の表10.3-1にある列の前提を、書類の記載と対応させます。
申請前に条件を取り違えない確認順
申請前には、方法、レベル、レベル1資格の保持・非保持、訓練、経験、提出する記録の順で確認します。条件を一つずつ対応づけることで、別の方法・レベルの数値や書類を混在させにくくなります。

磁気探傷試験(MT)レベル2を方法・レベル・前提で照合する
最初に、対象方法が磁気探傷試験(MT)であることを確認します。次にレベル2の行を選び、保持者24時間・3か月、非保持者40時間・4か月を同じ行の条件として読みます。対象方法とレベルを資格証明書で確認し、レベル1資格の保持・非保持に対応する列を選びます。
その後、訓練実施記録と経験証明を別々に見直します。訓練は過去5年間という期間、経験は新規認証登録の手続きでの証明という違いがあります。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の数値、表の列、書類の役割を一つずつ対応させると、確認すべき事項が明確になります。
磁気探傷試験(MT)レベル2でGA1の版と確認日を確認する
制度値は、JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)に基づいています。版番号と確認日を数値の近くに残すことで、訓練時間や経験月数を見直すときに、どの制度案内を基準にしたかを追えます。古い版の表と混ぜず、同じRev.の方法一覧、訓練時間表、経験月数表を参照します。
申請の時期には、認証機関が公表する案内も確認します。早見表は制度案内にある最小限の条件を整理したものであり、提出書類の様式や手続きの案内は認証機関の最新情報と照合します。数値の出典と手続きの案内を同じものとして扱わないことが大切です。
まとめ
磁気探傷試験(MT)レベル2の申請前に確認する要点
磁気探傷試験(MT)レベル2では、保持者は訓練24時間・経験3か月、非保持者は訓練40時間・経験4か月を別の条件として確認します。訓練実施記録は時間と期間を、経験証明は月数を確認するために使います。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の方法別・レベル別の表を基準に、数値と前提を一組で読みます。
対象方法とレベルを先に固定し、訓練、経験、書類の順に照合すると、別の条件を混ぜずに整理できます。資格証明書は免許とは別の文書であることも確認し、認証上の条件と個別の業務上の条件を分けて考えます。
制度全体と磁気探傷試験(MT)レベル2に関係する記事を確認する
制度の対象となる方法とレベルは、JIS Z 2305の制度全体で確認できます。方法の一覧はNDT方法8種と限定NDT方法6種、レベル別の位置付けはレベル1・2・3の責任範囲、資格証明書の性格は資格証明書と免許の違いに整理しています。
資格制度の記事一覧は、資格制度(JIS Z 2305)から確認できます。対象方法とレベルの組み合わせを確認したうえで、関連する制度の説明へ進むと、条件表の位置付けを把握しやすくなります。
よくある質問
- Q. レベル1資格の保持・非保持はどの列を確認しますか?
- 磁気探傷試験(MT)レベル2では、レベル1資格保持者またはレベル1資格非保持者の行を確認します。資格証明書で対象方法とレベルを確認し、レベル1資格の保持・非保持に対応する訓練時間と経験月数を同じ列で読みます。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の表9.1.1-1と表10.3-1を照合します。
- Q. 訓練時間と経験月数はどちらも確認しますか?
- 確認します。レベル2の訓練時間は過去5年間の条件であり、経験月数は新規認証登録の手続きで経験証明として確認します。保持者は訓練24時間・経験3か月、非保持者は訓練40時間・経験4か月は同じ区分の列を選んで確認し、訓練を経験月数に含めないこともJSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)に示されています。
- Q. 他のNDT方法の資格や情報をそのまま使えますか?
- 方法ごとの表は、対象となるNDT方法とレベルを対応させて読みます。別の方法の資格や情報がある場合でも、磁気探傷試験(MT)レベル2の条件へ置き換えられるかを数値だけで判断しません。JSNDI GA1 Rev.20260701(確認日2026-09-06)の方法別・レベル別の記載と、認証機関の手続き案内を照合します。
出典
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